第03章 肝・胆・膵疾患 / A. 肝臓疾患
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Question
問題 218 脂肪肝に関係ないのはどれか。
  1. 1肥満不正解
  2. 2糖尿病不正解
  3. 3肝硬変不正解
  4. 4胆嚢ポリ-プ正解!
Explanation
解説
1. [誤り]肥満は脂肪肝の最も重要な原因の一つであり、過剰な栄養摂取により肝臓に脂肪が蓄積する。 脂肪肝は肥満、糖尿病、高脂血症との関連が強いことが知られている。
2. [誤り]糖尿病ではインスリン抵抗性により脂質代謝異常が生じ、脂肪肝を合併しやすい。 特に2型糖尿病と脂肪肝は共通の病態基盤(メタボリックシンドローム)を有することが多い。
3. [誤り]脂肪肝のうち非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は、肝炎から肝線維化を経て肝硬変に進行しうる。 NASHは脂肪肝から肝硬変への橋渡しとなる重要な病態である。
4. [正解]胆嚢ポリープは胆嚢粘膜に生じる隆起性病変であり、脂肪肝とは病態的に無関係である。 胆嚢ポリープにはコレステロールポリープ、腺腫性ポリープ、過形成性ポリープがあり、健康成人の10〜15%に認められる。 胆嚢ポリープは脂肪肝の原因にも結果にもならない。
Key Points
ポイント
  • 脂肪肝は肥満・糖尿病・高脂血症・アルコール多飲と関連し、動脈硬化の危険因子とも考えられている。NASHに進行すると肝硬変に至る可能性がある。胆嚢ポリープは胆嚢の疾患であり脂肪肝とは無関係である。
  • 脂肪肝は最も頻度の高い肝疾患であり、検診の超音波検査で肝機能正常の脂肪肝が多数発見されている。運動・食事療法が治療の基本である。
  • 重要用語: 脂肪肝, NASH, 肥満, 糖尿病 を正確に理解しておくこと。
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