第03章 肝・胆・膵疾患 / A. 肝臓疾患
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Question
問題 214 急性ウィルス性肝炎で正しいのはどれか。
  1. 1A型肝炎では発熱がよくみられる。正解!
  2. 2B型肝炎では垂直感染はみられない。不正解
  3. 3C型肝炎では劇症化することが多い。不正解
  4. 4E型肝炎では生鮮魚介類摂取が原因となることが多い。不正解
Explanation
解説
1. [正解]A型肝炎では発熱が初期症状として高頻度にみられる。 前駆期に38〜39度の発熱、関節痛、悪心・嘔吐、発疹が出現し、その後に黄疸期に移行する。 A型肝炎はとくに発熱と関節痛が目立つのが特徴である。
2. [誤り]B型肝炎ではHBe抗原陽性の母親から新生児への垂直感染(母子感染)がみられる。 日本ではかつて母子感染が主な感染経路であり、現在はHBワクチンとHBs免疫グロブリンによる母子感染予防対策が行われている。
3. [誤り]C型肝炎の劇症化はまれである。 C型肝炎の特徴は劇症化ではなく、高い慢性化率(60〜70%)にある。劇症化しやすいのはB型(特にHBe抗原非産生変異株)やA型(高齢者)である。
4. [誤り]E型肝炎の原因は獣肉(イノシシ、シカ、豚など)の生食や加熱不十分な摂取である。 生鮮魚介類(生ガキなど)の摂取が原因となるのはA型肝炎である。E型とA型はともに経口感染だが、感染源が異なる。
Key Points
ポイント
  • A型肝炎は経口感染で発熱が特徴的、E型肝炎も経口感染だが獣肉の生食が原因であり、両者の感染源の違いに注意する。
  • B型肝炎では母子感染(垂直感染)があり、C型肝炎は劇症化まれだが慢性化率が高い。各型の特徴を整理して覚えること。
  • 重要用語: A型肝炎の発熱, B型肝炎の母子感染, E型肝炎の獣肉 を正確に理解しておくこと。
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