1. [誤り]膵癌は膵頭部に最も好発する(約60〜70%)。
総胆管が膵頭部を貫通しているため、膵頭部癌では比較的早期に閉塞性黄疸が出現する。
2. [誤り]膵癌の大部分は膵管上皮由来の腺癌(外分泌腺由来)である。
インスリノーマやグルカゴノーマなどの内分泌腫瘍はまれである。
3. [誤り]膵尾部癌は総胆管から離れた位置にあるため、閉塞性黄疸が生じにくい。
そのため無症状のまま進行しやすく、早期発見が困難で予後不良となりやすい。
4. [正解]CA19-9は膵癌の血清腫瘍マーカーとして特異性が高く、診断的価値が高い。
膵癌の診断や経過観察に広く用いられている。
CEAも上昇することがあるが、CA19-9の方がより特異性が高い。
| 膵癌の発生部位 | 頻度 | 特徴 |
|:---|:---|:---|
| 膵頭部 | 最多(60〜70%) | 閉塞性黄疸が早期に出現 |
| 膵体部 | 中程度 | 症状出現が遅い |
| 膵尾部 | 少ない | 黄疸が出にくく発見が遅れる |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 膵癌の発生部位と特徴</p>