1. [誤り]単回使用毫針(ディスポーザブル鍼)の使用は、患者間の交差感染を防ぐ最も確実な方法である。鍼の再利用による感染リスクを完全に排除でき、B型肝炎・C型肝炎・HIVなどの血液媒介感染を予防できる。現在では標準的な感染予防策として推奨されている。
2. [誤り]施術時に指サック(またはラテックス手袋)を使用することは、術者の皮膚と患者の血液との直接接触を防ぐ有効な予防策である。特に術者の手指に傷がある場合や、出血を伴う施術を行う場合には必須である。標準予防策の一つとして重要である。
3. [正解]イソプロピルアルコール(消毒用アルコール)の有効濃度は50〜70%(体積百分率)であり、20%では消毒効果が不十分である。アルコールの殺菌効果は濃度依存性があり、20%では細菌やウイルスを十分に不活化できない。手指消毒にはエタノール70〜80%またはイソプロピルアルコール50〜70%が適切である。
4. [誤り]使用後の鍼は感染性廃棄物(医療廃棄物)として、耐貫通性の専用容器(針捨てボックス)に廃棄することが適切である。針を再び針管に戻す(リキャップ)と針刺し事故のリスクが高まるため避ける。廃棄容器は満杯になる前に適切に処理する。