1. [誤り]A型肝炎ワクチン(HAワクチン)は有効な予防法である。海外渡航前や流行地域への訪問前に接種することが推奨される。免疫グロブリン投与も予防効果があり、約3ヵ月間有効である。感染源との接触後早期に投与すると発症を予防できる。
2. [誤り]A型肝炎は糞口感染(経口感染)で伝播するため、汚染された水や食品を介して集団発生を起こす。学校や施設などで複数の患者が同時に発生することがある。生鮮魚介類(特に生ガキ)の摂取が感染源となることが多い。
3. [正解]A型肝炎は一般に予後良好で劇症化しやすい疾患ではない。若年者では軽症で済むことが多く、無症状のまま経過することもある。ただし、高齢者では劇症肝炎に進展するリスクが高まる。B型肝炎の変異株やE型肝炎の方が劇症化のリスクが高い。
4. [誤り]A型肝炎ウイルス(HAV)は糞口感染(経口感染)により伝播する。患者の糞便中にウイルスが排泄され、汚染された手指、食物、水を介して感染する。潜伏期は約30日で、2〜4月頃に多く発生する。