第02章 消化管疾患 / D. 腸疾患
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Question
問題 174 大腸癌について正しいのはどれか。
  1. 1近年減少傾向である。不正解
  2. 2便潜血検査は死亡率減少に寄与する。正解!
  3. 3大部分が扁平上皮癌である。不正解
  4. 4血清 CEA が早期診断に役立つ。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]大腸癌はわが国では近年増加傾向にあり、減少傾向ではない。教科書にも「わが国では食生活の欧米化に伴って、近年増加傾向にある」と記載されている。女性では悪性腫瘍の死因第1位を占めている。
2. [正解]便潜血検査は大腸癌のスクリーニングとして死亡率減少に寄与することが証明されている。教科書にも「検診における便潜血反応が早期診断に有用」と記載されている。便潜血検査で陽性の場合に大腸内視鏡検査を行うことで、大腸癌の早期発見・早期治療が可能となり、死亡率低下につながる。ただし偽陰性もあるため、あくまでスクリーニング検査として位置づけられる。
3. [誤り]大腸癌の大部分は腺癌であり、扁平上皮癌ではない。教科書にも「大腸粘膜より発生した悪性腫瘍で、大部分は腺癌である」と記載されている。扁平上皮癌が多いのは食道癌や子宮頚癌である。
4. [誤り]血清CEAは大腸癌の腫瘍マーカーであるが、早期診断には役立たない。教科書にも「腫瘍マーカーとして血清CEAがあるが、早期診断には役立たない」と明記されている。CEAは進行癌の経過観察や術後再発の発見に有用であるが、早期癌では陽性率が低い。
Key Points
ポイント
  • 大腸癌のスクリーニング:便潜血検査が死亡率減少に寄与(ただし偽陰性あり)
  • 確定診断:大腸内視鏡検査 + 生検
  • CEAは早期診断に不向き、便潜血もスクリーニングとしての限界がある
  • 重要用語: 大腸癌, 便潜血検査, 死亡率減少, CEAは早期診断に不向き, 腺癌 を正確に理解しておくこと。
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