1. [誤り]口腔内アフタ(アフタ性口内炎)は潰瘍性大腸炎の消化管外病変として認められる合併症である。教科書にも潰瘍性大腸炎の消化管外病変として「アフタ性口内炎、ブドウ膜炎、結節性紅斑、壊疽性膿皮症、関節炎、原発性硬化性胆管炎」が列挙されている。
2. [誤り]ブドウ膜炎は潰瘍性大腸炎の消化管外病変として認められる合併症である。眼の虹彩・毛様体・脈絡膜に炎症を起こし、眼痛・充血・視力低下を呈する。教科書にも消化管外病変として記載されている。
3. [誤り]結節性紅斑は潰瘍性大腸炎の皮膚合併症として認められる。下肢に有痛性の紅色結節が出現するもので、教科書にも消化管外病変の一つとして記載されている。疾患の活動性と連動して出現することが多い。
4. [正解]痔瘻は潰瘍性大腸炎の合併症ではなく、クローン病の特徴的な肛門病変である。教科書にもクローン病について「消化管壁の全層の炎症を起こし、腸管の狭窄や瘻孔(とくに痔瘻)をつくることがある」と記載されている。クローン病では全層性炎症のため瘻孔・痔瘻が形成されやすいが、潰瘍性大腸炎は粘膜・粘膜下層の炎症にとどまるため痔瘻は一般的ではない。