第02章 消化管疾患 / D. 腸疾患
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Question
問題 154 自己免疫性腸疾患はどれか。
  1. 1大腸ポリープ不正解
  2. 2潰瘍性大腸炎正解!
  3. 3ダンピング症候群不正解
  4. 4過敏性腸症候群不正解
Explanation
解説
1. [誤り]大腸ポリープは大腸粘膜が限局性に隆起した良性の上皮性腫瘍であり、自己免疫疾患ではない。教科書にも「大腸粘膜が限局性に隆起した良性の上皮性腫瘍」と記載されている。腺腫性ポリープは前癌病変として重要であるが、免疫異常による疾患ではない。
2. [正解]潰瘍性大腸炎は自己免疫性腸疾患である。教科書にも「原因は明らかでなく、免疫機構の異常や心理学的な異常が指摘されている」と記載されており、免疫異常が発症に深く関与している。大腸の粘膜・粘膜下層がびまん性に炎症を起こし、直腸から口側へ連続して病変が進展する。厚生労働省の特定疾患(指定難病)に認定されており、寛解と増悪を長期にわたって繰り返す。
3. [誤り]ダンピング症候群は胃切除術後に食物が急速に小腸に流入して起こる合併症であり、自己免疫疾患ではない。教科書にも「胃切除後の合併症としてダンピング症候群がみられる」と記載されている。早期型と後期型に分類される。
4. [誤り]過敏性腸症候群(IBS)は腸管に器質的異常がない機能性疾患であり、自己免疫疾患ではない。教科書にも「発症や増悪には心理社会的な要因が関与していることが多く、自律神経失調症や心身症の一部と考えられる」と記載されている。
Key Points
ポイント
  • 潰瘍性大腸炎とクローン病はともに炎症性腸疾患(IBD)で、免疫異常が関与する指定難病
  • 重要用語: 潰瘍性大腸炎, 自己免疫, 免疫機構の異常, 指定難病, 炎症性腸疾患 を正確に理解しておくこと。
疾患分類病態
潰瘍性大腸炎自己免疫性(IBD)大腸粘膜のびまん性炎症
クローン病自己免疫性(IBD)消化管全層の肉芽腫性炎症
大腸ポリープ腫瘍性粘膜の限局性隆起
ダンピング症候群術後合併症胃切除後の食物急速流入
過敏性腸症候群機能性疾患腸管運動異常(心身症)
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