第02章 消化管疾患 / B. 食道疾患
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Question
問題 123 逆流性食道炎の症状はどれか。
  1. 1下腹部痛不正解
  2. 2胸焼け正解!
  3. 3便秘不正解
  4. 4発熱不正解
Explanation
解説
1. [誤り]下腹部痛は大腸疾患(過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病など)や婦人科疾患(卵巣嚢腫、子宮内膜症など)の症状であり、逆流性食道炎では上腹部〜胸骨後部の症状が主体である。食道は胸部に位置するため、下腹部痛は生じない。
2. [正解]逆流性食道炎の最も代表的な症状は胸焼け(heartburn)である。胸焼けは胸骨後部の灼熱感として自覚され、胃酸が食道に逆流することで食道粘膜が刺激されて生じる。特に夜間の胸焼けが特徴的で、臥床時や前屈姿勢で症状が増強する。呑酸(酸っぱいものが上がってくる感覚)も伴うことが多い。
3. [誤り]便秘は大腸の運動低下や食物繊維不足、水分摂取不足などによる症状であり、逆流性食道炎の症状ではない。便秘は過敏性腸症候群や大腸癌などでみられる。
4. [誤り]発熱は逆流性食道炎の典型的症状ではない。発熱は感染症や炎症性疾患(急性胆嚢炎、虫垂炎、腹膜炎など)で生じる全身性炎症反応である。逆流性食道炎では局所の粘膜障害が主体で、発熱は伴わない。
Key Points
ポイント
  • 逆流性食道炎の主症状:胸焼け(胸骨後部の灼熱感)、呑酸
  • 増悪因子:夜間臥床時、前屈姿勢、食後すぐの臥床、肥満
  • 病態:噴門部括約筋の機能低下により胃酸が食道に逆流
  • 重要用語: 逆流性食道炎、胸焼け、呑酸、噴門部括約筋 を正確に理解しておくこと。
症状逆流性食道炎関連疾患
胸焼けGERD、食道裂孔ヘルニア
呑酸GERD
下腹部痛×大腸疾患、婦人科疾患
便秘×過敏性腸症候群、大腸癌
発熱×感染症、炎症性疾患
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