第01章 感染症 / D. 性感染症
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Question
問題 102 第1期梅毒でみられるのはどれか。
  1. 1ゴム腫不正解
  2. 2硬性下疳正解!
  3. 3梅毒性バラ疹不正解
  4. 4扁平コンジローマ不正解
Explanation
解説
1. [誤り]ゴム腫は第3期梅毒(感染後3~10年)でみられる肉芽腫性病変であり、第1期梅毒ではない。教科書にも「第3期梅毒:結節性梅毒、ゴム腫、粘膜疹が現れる」と記載されている。皮膚・骨・内臓に形成される慢性肉芽腫である。
2. [正解]硬性下疳は第1期梅毒(感染後約3週間)でみられる。教科書にも「感染して約3週目に、梅毒トレポネーマの侵入した部位に初期硬結ができ、丘疹が潰瘍となって硬性下疳を生じる」と記載されている。感染部位(外陰部など)に無痛性の硬い潰瘍として出現し、所属リンパ節腫脹(無痛性横痃)を伴う。数週間以内に自然消退するが治癒ではない。
3. [誤り]梅毒性バラ疹は第2期梅毒(感染後3カ月頃~)でみられる全身性の発疹であり、第1期梅毒ではない。教科書にも「第2期梅毒:多彩な発疹が特徴で、梅毒性バラ疹、丘疹性梅毒疹」と記載されている。手掌・足底にも出現するのが特徴。
4. [誤り]扁平コンジローマは第2期梅毒でみられる肛門周囲・外陰部の扁平な湿性丘疹であり、第1期梅毒ではない。教科書にも第2期梅毒の症状として「扁平コンジローム」が記載されている。
Key Points
ポイント
  • 梅毒の病期別症状は頻出テーマ。第1期=硬性下疳・無痛性横痃、第2期=バラ疹・扁平コンジローマ、第3期=ゴム腫、第4期=大動脈瘤・脊髄癆・進行麻痺。
  • 硬性下疳は「無痛性」であることが特徴。痛みがないため見過ごされやすく、自然消退するため治癒したと誤解されやすい。
  • 重要用語: 硬性下疳(第1期), バラ疹(第2期), ゴム腫(第3期), 脊髄癆・進行麻痺(第4期) を正確に理解しておくこと。
病期時期主な症状
第1期感染後~3カ月硬性下疳、無痛性横痃
第2期3カ月~バラ疹、扁平コンジローマ、脱毛
第3期3~10年ゴム腫、結節性梅毒
第4期10年以降大動脈瘤、脊髄癆、進行麻痺
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