1. [誤り]耳下腺の腫脹は流行性耳下腺炎(おたふくかぜ・ムンプス)の症状であり、水痘の症状ではない。教科書にも「ムンプスウイルスが原因で耳下腺が腫脹する疾患」と記載されている。有痛性の両側性耳下腺腫脹が特徴。
2. [誤り]両頬部のびまん性紅斑(りんごほっぺ様紅斑)は伝染性紅斑(りんご病)の症状であり、水痘の症状ではない。伝染性紅斑はパルボウイルスB19による感染症で、両頬部の蝶形紅斑に続いて四肢にレース状紅斑が出現する。
3. [正解]水痘の皮疹は紅斑から始まり水疱へと進行する。教科書にも「皮疹は、紅色丘疹→水疱→膿疱→痂皮の順に変化する」と記載されている。水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の初感染により発症し、各段階の皮疹が同時に混在して存在するのが特徴的である。
4. [誤り]解熱前後の斑状丘疹性発疹は突発性発疹(HHV-6感染症)の症状であり、水痘の症状ではない。突発性発疹は3~4日間の高熱の後、解熱とともに全身に斑状丘疹性発疹が出現する乳幼児の疾患である。