第01章 感染症 / C. ウイルス感染症
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Question
問題 77 潜伏期間が最も長いのはどれか。
  1. 1流行性耳下腺炎不正解
  2. 2エイズ正解!
  3. 3ジフテリア不正解
  4. 4破傷風不正解
Explanation
解説
1. [誤り]流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の潜伏期間は約2~3週間である。教科書にも「2~3週間の潜伏期の後、発熱、耳下腺腫脹が起きる」と記載されている。エイズの数年~十数年と比較すると極めて短い。
2. [正解]エイズ(AIDS)の潜伏期間は最も長く、HIV感染から無治療の場合約5~10年(数年~十数年)の無症候期を経てエイズを発症する。教科書にも「無症候期(数年~十数年):特別な症状はない」と記載されている。この間もHIVはCD4陽性Tリンパ球を徐々に破壊し続けている。
3. [誤り]ジフテリアの潜伏期間は2~5日程度と比較的短い。ジフテリア菌が産生する外毒素により、咽頭・喉頭に偽膜を形成し、心筋炎や神経麻痺を起こす。DPTワクチンで予防可能である。
4. [誤り]破傷風の潜伏期間は3~21日程度(平均7~10日)である。創傷から侵入した破傷風菌が産生する外毒素(テタノスパスミン)により、強直性けいれんを起こす。エイズと比較すると極めて短い。
Key Points
ポイント
  • 潜伏期間の比較は頻出テーマ。エイズの潜伏期間(数年~十数年)は感染症の中で最も長い部類に入る。
  • 潜伏期間の長さの順:エイズ(数年~十数年)>流行性耳下腺炎(2~3週間)>破傷風(3~21日)>ジフテリア(2~5日)。
  • 重要用語: エイズの無症候期, HIV, CD4陽性Tリンパ球, 潜伏期間 を正確に理解しておくこと。
感染症潜伏期間
エイズ数年~十数年
流行性耳下腺炎2~3週間
破傷風3~21日
ジフテリア2~5日
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