1. [正解]帯状疱疹には抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビルなど)が有効である。教科書にも「帯状疱疹には発病初期にアシクロビルを投与する」と記載されている。発症早期(72時間以内)に投与を開始することで、皮疹の拡大や帯状疱疹後神経痛の予防に効果がある。疼痛に対しては非ステロイド系抗炎症薬も使用する。
2. [誤り]帯状疱疹の発疹は両側性ではなく片側性に出現し、神経の走行(デルマトーム)に一致して帯状に分布する。教科書にも「神経節の支配領域の皮膚に、神経の走行に一致して帯状の水疱をつくる」と記載されている。胸部(肋間神経領域)が最も好発し、正中線を越えないことが特徴。
3. [誤り]コプリック斑は麻疹に特徴的な口腔内所見(カタル期に頬粘膜に出現する周囲が赤い白色小斑点)であり、帯状疱疹では出現しない。教科書にも麻疹の症状としてコプリック斑が記載されている。
4. [誤り]帯状疱疹は主に成人・高齢者に発症する。小児期に水痘に罹患した後、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が知覚神経節に潜伏感染し、加齢や免疫力低下時に再活性化して発症する。教科書にも「再活性化は血液疾患、癌、膠原病などの際に起きやすい」と記載されている。