1. [正解]子宮頚癌の原因としてヒト乳頭腫ウイルス(HPV: ヒトパピローマウイルス)の持続感染が確立されている。HPVは性行為で感染し、子宮頸部の上皮細胞に持続感染することで細胞の異形成から子宮頚癌へと進展する。特にHPV 16型と18型が高リスク型として知られ、子宮頚癌の約70%を占める。HPVワクチンによる予防が可能である。
2. [誤り]単純ヘルペスウイルス(HSV)は口唇ヘルペス(HSV-1)や性器ヘルペス(HSV-2)の原因であるが、子宮頚癌の原因ではない。教科書にも性器ヘルペスの記載はあるが、子宮頚癌との関連は記載されていない。
3. [誤り]帯状ヘルペスウイルス(VZV)は水痘と帯状疱疹の原因であり、子宮頚癌とは関連しない。教科書にも水痘・帯状疱疹の原因ウイルスとして記載されている。
4. [誤り]風疹ウイルスは風疹の原因であり、妊娠中の感染で先天性風疹症候群を起こすことが問題であるが、子宮頚癌とは関連しない。