第01章 感染症 / C. ウイルス感染症
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Question
問題 60 流行性角結膜炎について誤っているのはどれか。
  1. 1細菌感染正解!
  2. 2潜伏期は約1 週間不正解
  3. 3耳前リンパ節腫脹不正解
  4. 4点状表層角膜炎不正解
Explanation
解説
1. [正解]流行性角結膜炎(はやり目)は細菌感染ではなく、アデノウイルス(主に8型・19型・37型)によるウイルス感染症である。接触感染で伝播し、感染力が非常に強いため集団発生しやすい。特効薬はなく、対症療法と二次的な細菌感染予防のための抗菌薬点眼が行われる。
2. [誤り]流行性角結膜炎の潜伏期は約1週間(5〜14日)であり、この記述は正しい。潜伏期間中にも感染力があるため、感染拡大の予防が重要である。
3. [誤り]耳前リンパ節腫脹はアデノウイルスによる結膜炎に特徴的な所見であり、この記述は正しい。流行性角結膜炎の診断の手がかりとなる重要な所見である。
4. [誤り]回復期に角膜上皮下に点状の混濁(点状表層角膜炎)が出現することがあり、この記述は正しい。視力に影響を与えることがあるため注意が必要で、ステロイド点眼が使用されることがある。
Key Points
ポイント
  • 流行性角結膜炎は「アデノウイルス感染」であり「細菌感染」ではない。アデノウイルスは結膜炎のほか、咽頭結膜熱(プール熱)や急性呼吸器感染症の原因にもなる。
  • アデノウイルス関連疾患を整理しておくこと。流行性角結膜炎(はやり目)、咽頭結膜熱(プール熱)、急性呼吸器感染症がある。
  • 重要用語: アデノウイルス, 流行性角結膜炎, 耳前リンパ節腫脹, 点状表層角膜炎 を正確に理解しておくこと。
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