1. [正解]流行性角結膜炎(はやり目)は細菌感染ではなく、アデノウイルス(主に8型・19型・37型)によるウイルス感染症である。接触感染で伝播し、感染力が非常に強いため集団発生しやすい。特効薬はなく、対症療法と二次的な細菌感染予防のための抗菌薬点眼が行われる。
2. [誤り]流行性角結膜炎の潜伏期は約1週間(5〜14日)であり、この記述は正しい。潜伏期間中にも感染力があるため、感染拡大の予防が重要である。
3. [誤り]耳前リンパ節腫脹はアデノウイルスによる結膜炎に特徴的な所見であり、この記述は正しい。流行性角結膜炎の診断の手がかりとなる重要な所見である。
4. [誤り]回復期に角膜上皮下に点状の混濁(点状表層角膜炎)が出現することがあり、この記述は正しい。視力に影響を与えることがあるため注意が必要で、ステロイド点眼が使用されることがある。