第01章 感染症 / C. ウイルス感染症
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Question
問題 56 帯状疱疹について誤っている記述はどれか。
  1. 1細菌感染である。正解!
  2. 2疼痛を伴う。不正解
  3. 3肋間神経領域に好発する。不正解
  4. 4水疱が帯状に発生する。不正解
Explanation
解説
1. [正解]帯状疱疹は細菌感染ではなく、水痘・帯状ヘルペスウイルス(VZV)の再活性化によるウイルス感染症である。小児期に水痘に罹患した後、ウイルスが脊髄後根神経節や三叉神経節に潜伏感染し、免疫力が低下したときに再活性化して発症する。教科書にも「水痘が治癒した後、ウイルスが神経節に潜伏感染し、再活性化によって発症するのが帯状疱疹」と記載されている。
2. [誤り]帯状疱疹では皮疹の出現に伴って当該神経の神経痛を伴う。教科書にも「発疹の発現とともに当該神経の神経痛を伴う」と記載されている。皮疹消退後も帯状疱疹後神経痛(PHN)として疼痛が数カ月〜数年持続することがある。この記述は正しい。
3. [誤り]帯状疱疹は肋間神経領域(胸部〜腹部)に好発する。その他、三叉神経領域(顔面)にも発症する。片側の神経支配領域に限局して出現するのが特徴である。この記述は正しい。
4. [誤り]帯状疱疹では神経の走行に一致して帯状の水疱が集簇して発生する。教科書にも「帯状の水疱をつくり」と記載されている。これが「帯状」疱疹の名称の由来である。この記述は正しい。
Key Points
ポイント
  • 帯状疱疹は「ウイルス感染症」であり「細菌感染」ではないことが最も重要な知識。VZVの初感染が水痘、再活性化が帯状疱疹であることを確実に覚えること。
  • 帯状疱疹の3大特徴は「片側性」「神経支配領域に一致」「帯状の水疱と神経痛」である。
  • 重要用語: VZV, 再活性化, 帯状疱疹後神経痛(PHN), 片側性, 肋間神経 を正確に理解しておくこと。
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