第01章 感染症 / C. ウイルス感染症
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Question
問題 55 正しい組合せはどれか。
  1. 1流行性耳下腺炎 ― ムンプスウイルス感染正解!
  2. 2消化性潰瘍 ― 大腸菌感染不正解
  3. 3虫垂炎 ― ビタミンC欠乏不正解
  4. 4イレウス ― アレルギー不正解
Explanation
解説
1. [正解]流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスによる感染症である。教科書にも「ムンプスウイルスが原因で耳下腺が腫脹する疾患」と記載されている。飛沫感染で伝播し、2〜3週間の潜伏期の後に発熱と有痛性の耳下腺腫脹を呈する。合併症として無菌性髄膜炎、精巣炎(成人男性)、膵炎、難聴がある。血清アミラーゼが上昇する。
2. [誤り]消化性潰瘍の主な原因はヘリコバクター・ピロリ(H. pylori)菌感染とNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の使用であり、大腸菌感染は原因ではない。H. pyloriの除菌療法が治療の基本となる。
3. [誤り]虫垂炎は虫垂の内腔閉塞(糞石・リンパ組織の過形成など)に続発する細菌感染による炎症であり、ビタミンC欠乏とは無関係である。ビタミンC欠乏は壊血病の原因である。
4. [誤り]イレウス(腸閉塞)は癒着・腫瘍・ヘルニアなどによる機械的閉塞や、腹膜炎後の腸管麻痺が原因であり、アレルギーは原因ではない。
Key Points
ポイント
  • 流行性耳下腺炎=ムンプスウイルスの対応は基本的知識である。消化性潰瘍の原因はH. pylori感染とNSAIDsであり、大腸菌ではない点に注意。
  • ムンプスの合併症として精巣炎が重要(不妊の原因となりうる)。風疹と混同しないこと。
  • 重要用語: ムンプスウイルス, ヘリコバクター・ピロリ, 精巣炎, 血清アミラーゼ上昇 を正確に理解しておくこと。
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