1. [正解]流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスによる感染症である。教科書にも「ムンプスウイルスが原因で耳下腺が腫脹する疾患」と記載されている。飛沫感染で伝播し、2〜3週間の潜伏期の後に発熱と有痛性の耳下腺腫脹を呈する。合併症として無菌性髄膜炎、精巣炎(成人男性)、膵炎、難聴がある。血清アミラーゼが上昇する。
2. [誤り]消化性潰瘍の主な原因はヘリコバクター・ピロリ(H. pylori)菌感染とNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の使用であり、大腸菌感染は原因ではない。H. pyloriの除菌療法が治療の基本となる。
3. [誤り]虫垂炎は虫垂の内腔閉塞(糞石・リンパ組織の過形成など)に続発する細菌感染による炎症であり、ビタミンC欠乏とは無関係である。ビタミンC欠乏は壊血病の原因である。
4. [誤り]イレウス(腸閉塞)は癒着・腫瘍・ヘルニアなどによる機械的閉塞や、腹膜炎後の腸管麻痺が原因であり、アレルギーは原因ではない。