1. [正解]ノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効である。ノロウイルスはエンベロープを持たないウイルスであるため、アルコール消毒が効きにくい。感染者の居室の床・トイレ・ドアノブなどを次亜塩素酸ナトリウム(200ppm=0.02%程度)で清拭することが適切な対応である。嘔吐物で汚染された場所は1000ppm(0.1%)で消毒する。
2. [誤り]吐物を乾燥させるとウイルスが空気中に浮遊(エアロゾル化)し、二次感染のリスクが著しく高まる。吐物は速やかに次亜塩素酸ナトリウムで消毒しながら処理し、使い捨て手袋・マスク・エプロンを着用して対応する。
3. [誤り]ノロウイルスの失活には85度以上で1分以上の加熱が必要であり、60度では不十分である。リネンは熱水洗浄(85度1分以上)または次亜塩素酸ナトリウム浸漬(0.02%)で処理する。
4. [誤り]ノロウイルスはエンベロープを持たないウイルスであり、アルコール消毒に対して抵抗性がある。食器の消毒には次亜塩素酸ナトリウム浸漬または熱水消毒(85度1分以上)が必要である。