第01章 感染症 / B. 細菌感染症
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Question
問題 48 細菌感染症はどれか。
  1. 1デング熱不正解
  2. 2破傷風正解!
  3. 3日本脳炎不正解
  4. 4手足口病不正解
Explanation
解説
1. [誤り]デング熱はデングウイルス(フラビウイルス科)によるウイルス感染症である。蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)が媒介し、高熱・頭痛・関節痛・発疹を呈する。感染症法の四類感染症に指定されている。
2. [正解]破傷風は破傷風菌(Clostridium tetani)による細菌感染症である。嫌気性の芽胞形成菌で、外傷部位から侵入して外毒素テタノスパスミンを産生し、中枢神経の抑制性シナプスに作用して随意筋の持続的痙攣を引き起こす。教科書にも「嫌気性の破傷風菌による急性感染症」と記載されている。牙関緊急(開口障害)や後弓反張が特徴的な症状であり、致命率は約50%と高い。
3. [誤り]日本脳炎は日本脳炎ウイルスによるウイルス感染症であり、コガタアカイエカが媒介する。高熱・意識障害・痙攣が主症状で、ワクチンによる予防が可能である。
4. [誤り]手足口病はコクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などによるウイルス感染症である。口腔内・手掌・足底の水疱性発疹が特徴で、主に乳幼児に発症する。
Key Points
ポイント
  • 病原体の分類(細菌・ウイルス・原虫・真菌など)を正確に区別できることが頻出テーマである。破傷風は細菌感染症で、他の選択肢はすべてウイルス感染症である。
  • 破傷風菌の特徴として「嫌気性菌」「芽胞形成」「外毒素(テタノスパスミン)産生」を覚えること。
  • 重要用語: 破傷風菌, 嫌気性芽胞形成菌, テタノスパスミン, デングウイルス を正確に理解しておくこと。
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