第01章 感染症 / B. 細菌感染症
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Question
問題 46 細菌感染症はどれか。
  1. 1手足口病不正解
  2. 2日本脳炎不正解
  3. 3破傷風正解!
  4. 4マラリア不正解
Explanation
解説
1. [誤り]手足口病はコクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などによるウイルス感染症である。主に乳幼児に発症し、口腔内・手掌・足底に水疱性発疹が出現する。
2. [誤り]日本脳炎は日本脳炎ウイルスによるウイルス感染症であり、コガタアカイエカが媒介する。高熱・意識障害・痙攣などの脳炎症状を呈し、感染症法の四類感染症に指定されている。
3. [正解]破傷風は破傷風菌(Clostridium tetani)による細菌感染症である。嫌気性の芽胞形成菌であり、外傷部から侵入して増殖し、外毒素テタノスパスミンを産生する。教科書にも「嫌気性の破傷風菌による急性感染症で、菌の産生する強力な毒素が中枢神経を傷害し、随意筋の痙攣を特徴とする」と記載されている。三種混合ワクチン(DPT)で予防可能である。
4. [誤り]マラリアはマラリア原虫(Plasmodium属)による原虫感染症であり、細菌感染症ではない。ハマダラカが媒介し、周期的な発熱発作を起こす。感染症法の四類感染症に指定されている。
Key Points
ポイント
  • 感染症の病原体分類を正確に区別すること。細菌(破傷風)、ウイルス(手足口病・日本脳炎)、原虫(マラリア)を明確に識別できることが重要。
  • 蚊が媒介する感染症にはウイルス性(日本脳炎・デング熱)と原虫性(マラリア)があるが、いずれも細菌感染症ではない。
  • 重要用語: 破傷風菌, 嫌気性菌, 芽胞, テタノスパスミン を正確に理解しておくこと。
疾患病原体分類
破傷風破傷風菌細菌
手足口病コクサッキーウイルス等ウイルス
日本脳炎日本脳炎ウイルスウイルス
マラリアマラリア原虫原虫
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