第01章 感染症 / B. 細菌感染症
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Question
問題 45 次の文で示す感染症はどれか。「丘疹から水疱となり、その後破れて痂疲を形成する発疹を呈する。」
  1. 1猩紅熱不正解
  2. 2水痘正解!
  3. 3風疹不正解
  4. 4麻疹不正解
Explanation
解説
1. [誤り]猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌による感染症で、全身のびまん性紅斑(点状紅斑)が特徴である。教科書にも「発赤毒素による発赤が全身に見られる」と記載されている。水疱は形成せず、イチゴ舌・口囲蒼白が特徴的所見である。
2. [正解]水痘(みずぼうそう)は水痘・帯状ヘルペスウイルス(VZV)による感染症で、皮疹が「紅色丘疹→水疱→膿疱→痂皮」の順に変化するのが特徴的である。教科書にも「皮疹は、紅色丘疹→水疱→膿疱→痂皮の順に変化する」と明確に記載されている。全身に各段階の発疹が同時に混在する(多形性発疹)のも水痘の特徴であり、他の発疹性疾患と鑑別する重要なポイントである。
3. [誤り]風疹の発疹はバラ紅色の斑状丘疹であり、水疱は形成しない。教科書にも「バラ紅色の斑状丘疹」と記載されている。3日前後で消退するため「三日ばしか」と呼ばれる。
4. [誤り]麻疹の発疹は斑状の丘疹性発疹であり、水疱は形成しない。教科書にも「斑状の丘疹性発疹が出現する」と記載されている。コプリック斑(口腔頬粘膜の白色斑点)が麻疹に特異的な所見である。
Key Points
ポイント
  • 「丘疹→水疱→痂皮」という経過は水痘に特徴的であり、他の発疹性疾患(猩紅熱・風疹・麻疹)では水疱を形成しない点が重要な鑑別ポイントである。
  • 水痘は空気感染するため感染力が非常に強い。弱毒生ワクチンによる予防が可能である。
  • 重要用語: 紅色丘疹→水疱→膿疱→痂皮, 多形性発疹, VZV, 空気感染 を正確に理解しておくこと。
疾患発疹の特徴水疱形成その他の特徴
水痘丘疹→水疱→膿疱→痂皮あり多形性発疹(各段階が混在)
猩紅熱全身びまん性紅斑なしイチゴ舌・口囲蒼白
風疹バラ紅色斑状丘疹なし3日で消退、リンパ節腫脹
麻疹斑状丘疹性発疹なしコプリック斑、二峰性発熱
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