1. [誤り]猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌による細菌感染症であり、有効なワクチンは実用化されていない。治療にはペニシリン系またはセフェム系抗菌薬が用いられる。
2. [誤り]マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ・ニューモニエによる感染症であり、有効なワクチンは開発されていない。治療にはマクロライド系抗菌薬が用いられる。
3. [正解]麻疹(はしか)は麻疹ウイルスによる感染症であり、弱毒生ワクチンによる予防が有効である。教科書にも「生後12〜90ヵ月の間に弱毒生ワクチンを接種すると、麻疹に対する免疫が成立する」と記載されている。現在ではMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)として定期接種されている。麻疹は合併症として肺炎、中耳炎、脳炎を約10%に起こしうるため、ワクチンによる予防が極めて重要である。
4. [誤り]梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症であり、有効なワクチンは開発されていない。治療にはペニシリン系抗菌薬を投与する。