第01章 感染症 / B. 細菌感染症
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Question
問題 39 ワクチンで予防可能な感染症はどれか。
  1. 1猩紅熱不正解
  2. 2マイコプラズマ肺炎不正解
  3. 3麻疹正解!
  4. 4梅毒不正解
Explanation
解説
1. [誤り]猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌による細菌感染症であり、有効なワクチンは実用化されていない。治療にはペニシリン系またはセフェム系抗菌薬が用いられる。
2. [誤り]マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ・ニューモニエによる感染症であり、有効なワクチンは開発されていない。治療にはマクロライド系抗菌薬が用いられる。
3. [正解]麻疹(はしか)は麻疹ウイルスによる感染症であり、弱毒生ワクチンによる予防が有効である。教科書にも「生後12〜90ヵ月の間に弱毒生ワクチンを接種すると、麻疹に対する免疫が成立する」と記載されている。現在ではMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)として定期接種されている。麻疹は合併症として肺炎、中耳炎、脳炎を約10%に起こしうるため、ワクチンによる予防が極めて重要である。
4. [誤り]梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症であり、有効なワクチンは開発されていない。治療にはペニシリン系抗菌薬を投与する。
Key Points
ポイント
  • ワクチンで予防可能な感染症を整理しておくこと。麻疹・風疹(MRワクチン)、水痘、流行性耳下腺炎、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、BCG(結核)、インフルエンザ、B型肝炎などにはワクチンがある。
  • 猩紅熱・マイコプラズマ肺炎・梅毒にはワクチンがなく、抗菌薬による治療が基本となる。
  • 重要用語: MRワクチン, 弱毒生ワクチン, DPTワクチン, 定期接種 を正確に理解しておくこと。
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