第01章 感染症 / B. 細菌感染症
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Question
問題 36 感染症で正しいのはどれか。
  1. 1猩紅熱はウィルス感染症である。不正解
  2. 2マイコプラズマ肺炎は若年者に好発する。正解!
  3. 3ブドウ球菌感染症には耐性菌はない。不正解
  4. 4細菌性赤痢の潜伏期は約 2 週間である。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌による細菌感染症であり、ウイルス感染症ではない。教科書にも「A群溶血性連鎖球菌の感染によって急性上気道炎、咽頭炎、扁桃炎を起こし」と記載されている。特徴的症状はイチゴ舌と全身の紅斑である。
2. [正解]マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ・ニューモニエによる感染症で、5〜35歳の若年者に好発する異型肺炎である。乾性咳嗽(痰を伴わない咳)が長期間持続するのが特徴であり、聴診所見や胸部X線所見は比較的軽いことが多い。マクロライド系抗菌薬が治療に用いられる。
3. [誤り]ブドウ球菌にはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)をはじめとする多くの耐性菌が存在する。教科書にも「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による感染症が院内感染として社会的に問題とされている」と記載されている。
4. [誤り]細菌性赤痢の潜伏期は1〜4日と短い。教科書にも「1〜4日の潜伏期を経て」と記載されている。2週間ではない。
Key Points
ポイント
  • マイコプラズマ肺炎は若年者に好発し、乾性咳嗽が特徴的な異型肺炎であることを覚えること。治療にはマクロライド系抗菌薬が用いられる(百日咳の治療も同じくマクロライド系)。
  • 猩紅熱はウイルス感染症ではなく細菌感染症であることに注意。名称から「ウイルス」と誤解しやすい。
  • 重要用語: マイコプラズマ肺炎, 異型肺炎, 乾性咳嗽, MRSA を正確に理解しておくこと。
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