1. [誤り]抗菌薬は細菌感染症に対する治療薬である。帯状疱疹はウイルス性疾患であるため、抗菌薬は原因治療としては無効である。ただし、水疱部位に二次的な細菌感染を合併した場合には補助的に使用されることがある。
2. [誤り]抗真菌薬は真菌(カビ)感染症に対する治療薬であり、帯状疱疹には無効である。真菌感染症の例としてカンジダ症、白癬などがある。
3. [正解]帯状疱疹は水痘・帯状ヘルペスウイルス(VZV)の再活性化によるウイルス感染症であり、抗ウイルス薬が治療の基本である。教科書にも「発病初期にアシクロビルを投与する」と記載されている。アシクロビルはウイルスDNA合成を阻害する薬剤で、発症早期(72時間以内)に投与を開始することが重要である。疼痛には非ステロイド系抗炎症薬も併用される。
4. [誤り]抗寄生虫薬は寄生虫感染症に対する治療薬であり、帯状疱疹には無効である。マラリアやアメーバ赤痢などに使用される。