1. [正解]赤血球数は細菌性肺炎では通常変化しない。赤血球は骨髄で産生され、寿命は約120日であり、急性の細菌感染症の影響を直接受けない。ただし、長期にわたる慢性感染症では二次的に貧血を来すこともあるが、急性期の指標としては変動しない。
2. [誤り]CRP(C反応性蛋白)は炎症に伴い肝臓で産生される急性期蛋白質であり、細菌感染症では著明に上昇する。細菌性肺炎では特に高値を示し、感染の重症度や治療効果の判定にも用いられる。
3. [誤り]赤血球沈降速度(赤沈・ESR)は炎症性疾患で亢進する。細菌性肺炎でもフィブリノゲンや免疫グロブリンの増加により赤沈は亢進する。
4. [誤り]白血球数は細菌感染により増加し、特に好中球が増加する(核の左方移動を伴うこともある)。白血球増多は細菌感染の重要な指標である。