1. [誤り]アレルギー性結膜炎ではヒスタミン放出により強い眼掻痒感(かゆみ)がみられる。I型アレルギー反応により肥満細胞から化学伝達物質が遊離し、強いかゆみ、充血、流涙、眼脂などの症状を呈する。花粉症やハウスダストなどが原因となる。
2. [誤り]クラミジア性結膜炎(トラコーマ)は難治性で瘢痕化をきたす。クラミジア・トラコマチスが原因で、慢性に経過し治療が長期化する。濾胞形成と瘢痕化により、睫毛乱生や角膜混濁をきたして視力障害の原因となる。
3. [正解]細菌性結膜炎では膿性の眼脂が特徴であり、大型濾胞は特徴ではない。黄色ブドウ球菌や肺炎球菌などの細菌感染により、結膜充血と膿性眼脂(朝起きた時に眼が開かないほどの黄色い目やに)が特徴的である。大型濾胞はクラミジア性結膜炎やアデノウイルス性結膜炎(流行性角結膜炎)でみられる所見である。
4. [誤り]アデノウイルスによる流行性角結膜炎は感染力が強く院内感染を起こしやすい。接触感染で伝播し、医療従事者の手指や器具を介して拡大する。強い充血、流涙、眼脂、眼瞼腫脹が特徴で、角膜に点状表層角膜炎を起こし視力低下をきたすこともある。