第13章 その他の領域 / G. 耳鼻科疾患
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Question
問題 1402 アレルギー性鼻炎について正しい記述はどれか。
  1. 1遅延型アレルギー反応で起こる。不正解
  2. 2診断には鼻汁の好酸球検査が重要である。正解!
  3. 3慢性化することは少ない。不正解
  4. 4副鼻腔炎の原因にはなりにくい。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]アレルギー性鼻炎は即時型(I型)アレルギー反応で起こる疾患である。遅延型(IV型)ではない。ダニや花粉などの吸入性抗原が鼻粘膜肥満細胞上のIgE抗体と反応し、ヒスタミンなどのケミカルメディエーターが遊離される。
2. [正解]アレルギー性鼻炎の診断には鼻汁好酸球検査が重要であり、好酸球の増加が特徴的所見である。そのほかに抗原検索(皮膚テスト、血清IgE抗体定量、鼻粘膜誘発テストなど)も行って診断する。好酸球は好アルカリ性顆粒を有する白血球であり、アレルギー疾患で増加する。
3. [誤り]アレルギー性鼻炎は完治がむずかしい慢性疾患である。通年性のダニアレルギーでは年間を通じて症状が持続し、季節性の花粉症でも毎年反復する。慢性化することは少ないという記述は誤りである。
4. [誤り]アレルギー性鼻炎による鼻粘膜の腫脹は副鼻腔自然口を閉塞し、アレルギー性鼻・副鼻腔炎の原因となりうる。近年このアレルギー性鼻・副鼻腔炎の存在が増加している。
Key Points
ポイント
  • アレルギー性鼻炎の診断には鼻汁好酸球検査が重要である。I型(即時型)アレルギー反応であり、IgEを介する。慢性化しやすく完治は困難で、副鼻腔炎の原因にもなりうる。遅延型(IV型)アレルギーとの混同に注意する。
  • 重要用語: 鼻汁好酸球検査, I型アレルギー, IgE, 慢性化, 副鼻腔炎 を正確に理解しておくこと。
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