第13章 その他の領域 / F. 眼科疾患
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Question
問題 1380 嘔吐を伴う眼疾患はどれか。
  1. 1結膜炎不正解
  2. 2白内障不正解
  3. 3網膜剥離不正解
  4. 4緑内障正解!
Explanation
解説
1. [誤り]結膜炎は結膜のアレルギー性または感染性炎症であり、結膜充血、眼脂、流涙、掻痒感が主症状である。眼局所の炎症に留まるため、全身症状である嘔吐は通常みられない。
2. [誤り]白内障は水晶体の混濁により徐々に視力が低下する疾患で、霧視(かすんで見える)や羞明が主症状である。緩徐に進行し眼痛もないため、嘔吐を伴うことはない。
3. [誤り]網膜剥離は網膜が網膜色素上皮から剥離する疾患で、飛蚊症(ごみが飛んで見える)、光視症(光が見える)、視野欠損が主症状である。通常は痛みもなく、嘔吐も伴わない。
4. [正解]緑内障、特に急性閉塞隅角緑内障(急性緑内障発作)では、房水の排出が突然完全に遮断され眼圧が急激に上昇する。激しい眼痛、頭痛とともに、三叉神経を介した反射により嘔気・嘔吐が出現する。視力低下、結膜充血、角膜浮腫も伴い、緊急治療を要する。
Key Points
ポイント
  • 嘔吐を伴う眼疾患は限られており、急性緑内障発作が最も重要である。急激な眼圧上昇による強い眼痛が三叉神経刺激を介して嘔吐中枢を刺激し、嘔気・嘔吐を引き起こす。
  • 急性緑内障発作は眼科救急疾患であり、数時間以内の治療開始が必要。放置すると失明に至る。
  • 重要用語: 急性緑内障発作, 眼圧上昇, 嘔吐, 頭痛, 眼痛 を正確に理解しておくこと。
眼疾患嘔吐主症状眼圧
急性緑内障発作あり眼痛、頭痛、視力低下著明上昇
慢性緑内障なし視野狭窄軽度上昇
白内障なし視力低下、霧視正常
結膜炎なし充血、眼脂正常
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