第13章 その他の領域 / F. 眼科疾患
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Question
問題 1371 視力障害を起こさない疾患はどれか。
  1. 1ベーチェット病不正解
  2. 2アレルギー性結膜炎正解!
  3. 3白内障不正解
  4. 4緑内障不正解
Explanation
解説
1. [誤り]ベーチェット病は全身性の血管炎症候群で、眼症状としてぶどう膜炎を高頻度に合併する。ぶどう膜炎では前房蓄膿や網膜炎を起こし、重篤な視力障害をきたす。繰り返すぶどう膜炎により失明に至ることもある重要な疾患である。
2. [正解]アレルギー性結膜炎は結膜に限局したアレルギー反応であり、花粉などの抗原により引き起こされる。主症状は眼掻痒感、結膜充血、流涙、眼脂であり、結膜のみの炎症のため角膜や水晶体、視神経には影響せず、通常は視力障害を起こさない。
3. [誤り]白内障は水晶体の混濁を主病態とする疾患であり、混濁により光が網膜に届きにくくなるため視力が徐々に低下する。霧視(かすんで見える)や羞明(まぶしく感じる)などの症状を伴い、進行すると高度の視力障害をきたす。
4. [誤り]緑内障は眼圧上昇により視神経が障害される疾患であり、特徴的な視野狭窄を起こす。初期は周辺視野から障害されるが、進行すると中心視野も障害され視力低下をきたし、最終的には失明に至る。
Key Points
ポイント
  • 視力障害の有無により眼疾患を分類できる。結膜炎は結膜のみの炎症で視力に影響しないが、角膜・水晶体・視神経などの光路や視神経に障害が及ぶ疾患では視力障害が生じる。
  • アレルギー性結膜炎は季節性(花粉症など)と通年性に分類され、抗アレルギー点眼薬が治療の基本である。
  • 重要用語: アレルギー性結膜炎, 視力障害, ぶどう膜炎, 白内障, 緑内障 を正確に理解しておくこと。
疾患病変部位視力障害主な症状
アレルギー性結膜炎結膜なし掻痒感、充血、流涙
白内障水晶体あり視力低下、霧視、羞明
緑内障視神経あり視野狭窄、視力低下
ぶどう膜炎ぶどう膜あり視力低下、充血、眼痛
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