1. [誤り]仰臥位では踵部が床面に接触して持続的に圧迫されるため、褥瘡の好発部位となる。仰臥位の他の好発部位には後頭部・肩甲骨部・仙骨部・肘頭部がある。
2. [誤り]側臥位では外果部(外くるぶし)が床面に接して圧迫されるため、褥瘡好発部位となる。側臥位では大転子部・肩峰部・腸骨稜部なども好発部位である。
3. [正解]ファウラー位(半坐位)では仙骨部や尾骨部に体重と摩擦力が集中するため、これらが褥瘡好発部位となる。大転子部は側臥位での褥瘡好発部位であり、ファウラー位の好発部位ではない。ファウラー位ではずり落ちによる剪断力も褥瘡発生に関与する。
4. [誤り]座位では坐骨結節部に体重が集中するため、褥瘡の好発部位となる。車椅子使用者では特に注意が必要である。
| 体位 | 褥瘡好発部位 |
|:---|:---|
| 仰臥位 | 後頭部・肩甲骨部・仙骨部・踵部 |
| 側臥位 | 肩峰部・大転子部・外果部・腸骨稜部 |
| ファウラー位 | 仙骨部・尾骨部 |
| 座位 | 坐骨結節部 |
| 腹臥位 | 前額部・頬骨部・胸部・膝蓋部 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 体位別の褥瘡好発部位</p>