第12章 リウマチ性疾患・膠原病 / B. 膠原病
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Question
問題 1283 関節リウマチに特異性が高い検査はどれか。
  1. 1CRP不正解
  2. 2赤血球沈降速度不正解
  3. 3抗核抗体不正解
  4. 4抗CCP抗体正解!
Explanation
解説
1. [誤り]CRP(C反応性蛋白)は炎症の存在を示す非特異的マーカーであり、感染症・膠原病・悪性腫瘍などあらゆる炎症性疾患で上昇する。関節リウマチの活動性評価には有用だが、特異性は低い。
2. [誤り]赤血球沈降速度(赤沈・ESR)も非特異的な炎症指標であり、感染症・膠原病・悪性腫瘍・貧血など様々な疾患で亢進する。CRPと同様に疾患活動性の参考にはなるが特異性はない。
3. [誤り]抗核抗体はSLE(全身性エリテマトーデス)をはじめとする膠原病全般で陽性となりうる検査であり、関節リウマチに対する特異性は低い。SLEでは95%以上で陽性となる。
4. [正解]抗CCP抗体(抗シトルリン化ペプチド抗体)は関節リウマチに対する特異性が極めて高い検査である(特異度95%以上)。従来のリウマトイド因子(RF)も約70~80%で陽性となるが、他の膠原病や慢性感染症でも偽陽性となることがある。抗CCP抗体は早期関節リウマチの診断にも有用で、発症前から陽性となることもある。
Key Points
ポイント
  • 抗CCP抗体は関節リウマチに対する特異度が95%以上と極めて高く、早期診断に有用
  • リウマトイド因子(RF)は感度は高いが特異度は抗CCP抗体より低く、他疾患でも陽性となりうる
  • CRPと赤沈は非特異的炎症マーカーであり、疾患活動性の評価に用いる
  • 重要用語: 抗CCP抗体, リウマトイド因子, CRP, 赤沈, 関節リウマチ を正確に理解しておくこと。
検査項目特異性特徴
抗CCP抗体極めて高い(95%以上)早期診断に有用
リウマトイド因子(RF)中等度(70~80%陽性)他疾患でも偽陽性あり
CRP非特異的炎症全般で上昇
赤沈(ESR)非特異的炎症全般で亢進
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