1. [誤り]CRP(C反応性蛋白)は炎症の存在を示す非特異的マーカーであり、感染症・膠原病・悪性腫瘍などあらゆる炎症性疾患で上昇する。関節リウマチの活動性評価には有用だが、特異性は低い。
2. [誤り]赤血球沈降速度(赤沈・ESR)も非特異的な炎症指標であり、感染症・膠原病・悪性腫瘍・貧血など様々な疾患で亢進する。CRPと同様に疾患活動性の参考にはなるが特異性はない。
3. [誤り]抗核抗体はSLE(全身性エリテマトーデス)をはじめとする膠原病全般で陽性となりうる検査であり、関節リウマチに対する特異性は低い。SLEでは95%以上で陽性となる。
4. [正解]抗CCP抗体(抗シトルリン化ペプチド抗体)は関節リウマチに対する特異性が極めて高い検査である(特異度95%以上)。従来のリウマトイド因子(RF)も約70~80%で陽性となるが、他の膠原病や慢性感染症でも偽陽性となることがある。抗CCP抗体は早期関節リウマチの診断にも有用で、発症前から陽性となることもある。