1. [誤り]SLEの関節炎は非破壊性(非びらん性)であり、関節リウマチのような関節の破壊や変形はみられない。約80%に関節痛がみられるが、骨びらんや関節変形には至らない点が関節リウマチとの大きな鑑別点である。
2. [誤り]SLEは20~40代の若年女性に好発し、男女比は1:9~10と圧倒的に女性に多い。高齢女性ではなく妊娠可能年齢の女性に発症頻度が高い疾患である。
3. [誤り]SLEでは自己抗体と自己抗原から形成された免疫複合体が補体を消費するため、血清補体価は低下する。補体価の低下は疾患活動性の指標としても用いられ、上昇ではなく低下が特徴的所見である。
4. [正解]SLEでは自己抗体による血球破壊や骨髄抑制により白血球数減少がみられる。白血球減少(4,000/μL以下)やリンパ球減少(1,500/μL以下)はSLEの分類基準にも含まれる重要な血液学的所見である。貧血や血小板減少も高頻度にみられる。