1. [誤り]癌性疼痛に対するクモ膜下フェノールブロックは、フェノールにより神経を化学的に破壊(神経破壊術)して難治性の疼痛を緩和する治療法である。
終末期の激しい癌性疼痛に対して有効な方法であり、正しい組合せである。
2. [正解]坐骨神経痛に対して星状神経節ブロックは適応ではない。星状神経節は頸部の交感神経節であり、ブロックにより頭頸部・上肢の血流改善や疼痛緩和に有効であるが、腰下肢の坐骨神経痛には効果がない。
坐骨神経痛には硬膜外ブロック、仙骨部硬膜外ブロック、坐骨神経ブロックなどが適応となる。
3. [誤り]五十肩(肩関節周囲炎)に対する肩甲上神経ブロックは有効な治療法である。
肩甲上神経は肩関節の知覚の約70%を支配しており、ブロックにより効果的な除痛と可動域改善が期待できる。正しい組合せである。
4. [誤り]三叉神経痛の第2枝(上顎神経)痛に対しては上顎神経ブロックが適応となる。
テグレトール(カルバマゼピン)による薬物療法が無効な場合に選択される治療法であり、正しい組合せである。