第11章 神経疾患 / H. 運動ニューロン疾患
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Question
問題 1131 筋萎縮性側索硬化症の症状で誤っているのはどれか。
  1. 1深部反射の減弱正解!
  2. 2線維束性攣縮不正解
  3. 3嚥下障害不正解
  4. 4バビンスキー反射陽性不正解
Explanation
解説
1. [正解]筋萎縮性側索硬化症(ALS)では深部反射は減弱ではなく亢進する。上位運動ニューロン(錐体路)障害により腱反射亢進が生じる。下位運動ニューロン障害も合併するが深部反射は通常亢進を示す。
2. [誤り]線維束性攣縮(ファスキキュレーション)は下位運動ニューロン障害により生じる筋線維の不随意収縮である。四肢・体幹の筋線維束攣縮が特徴的所見。
3. [誤り]球麻痺(延髄の運動ニューロン障害)により嚥下障害・構音障害が出現する。25%が球麻痺から始まり、ろれつ不良・食事時のむせがみられる。
4. [誤り]上位運動ニューロン障害により錐体路徴候としてバビンスキー反射陽性となる。60%でバビンスキー徴候がみられる。
Key Points
ポイント
  • ALSは上位・下位運動ニューロンの両方が障害される
  • 深部反射は亢進する(上位運動ニューロン障害による)
  • 線維束性攣縮・筋萎縮(下位)とバビンスキー反射陽性(上位)を併せ持つ
  • 重要用語: ALS, 深部反射亢進, 線維束性攣縮 を正確に理解しておくこと。
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