第11章 神経疾患 / A. 脳血管疾患
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Question
問題 1053 頸椎後縦靱帯骨化症について正しいのはどれか。
  1. 1欧米人に多い。不正解
  2. 2我が国では女性に多い。不正解
  3. 3難治性疾患に認定されている。正解!
  4. 4アキレス反射は減弱する。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]後縦靱帯骨化症(OPLL)は日本人をはじめとするアジア人に多い疾患であり、欧米人には比較的少ない。日本における有病率は2〜4%と報告されており、アジア特有の疾患として知られている。
2. [誤り]我が国では男性に多い疾患である(男女比は約2:1)。50歳代に好発し、中年以降の男性に多く発症する。女性に多いわけではない。
3. [正解]頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)は厚生労働省の指定難病(難治性疾患)に認定されている。後縦靱帯が骨化して脊柱管を狭窄し脊髄を圧迫する疾患で、原因が不明であり根本的な治療法が確立されていないため、難病に指定されている。脊髄圧迫による四肢のしびれ、手指巧緻運動障害、歩行障害などの脊髄症状を呈する。
4. [誤り]後縦靱帯骨化症は脊髄圧迫による上位運動ニューロン障害をきたすため、アキレス腱反射は亢進する(減弱ではない)。腱反射亢進・病的反射(バビンスキー反射陽性など)の出現が特徴的であり、膀胱直腸障害を伴うこともある。
Key Points
ポイント
  • 後縦靱帯骨化症は日本人(アジア人)に多く、50歳代の男性に好発する指定難病
  • 脊髄圧迫による上位運動ニューロン障害のため、腱反射は亢進する(減弱ではない)
  • 脊髄症状(四肢しびれ、巧緻運動障害、歩行障害)を呈し、重症例では手術適応
  • 重要用語: 後縦靱帯骨化症, 指定難病, 上位運動ニューロン障害, 腱反射亢進 を正確に理解しておくこと。
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