1. [誤り]後縦靱帯骨化症(OPLL)は日本人をはじめとするアジア人に多い疾患であり、欧米人には比較的少ない。日本における有病率は2〜4%と報告されており、アジア特有の疾患として知られている。
2. [誤り]我が国では男性に多い疾患である(男女比は約2:1)。50歳代に好発し、中年以降の男性に多く発症する。女性に多いわけではない。
3. [正解]頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)は厚生労働省の指定難病(難治性疾患)に認定されている。後縦靱帯が骨化して脊柱管を狭窄し脊髄を圧迫する疾患で、原因が不明であり根本的な治療法が確立されていないため、難病に指定されている。脊髄圧迫による四肢のしびれ、手指巧緻運動障害、歩行障害などの脊髄症状を呈する。
4. [誤り]後縦靱帯骨化症は脊髄圧迫による上位運動ニューロン障害をきたすため、アキレス腱反射は亢進する(減弱ではない)。腱反射亢進・病的反射(バビンスキー反射陽性など)の出現が特徴的であり、膀胱直腸障害を伴うこともある。