1. [誤り]ビタミンCは非ヘム鉄の吸収を促進する働きがあるが、ビタミンB12欠乏性貧血の治療にはならない。ビタミンC欠乏は壊血病の原因であり、貧血の原因ではない。
2. [正解]胃全摘後のビタミンB12欠乏性巨赤芽球性貧血にはビタミンB12(シアノコバラミン)の筋肉注射が適切な治療である。胃全摘により内因子が分泌されないため、経口投与ではビタミンB12が吸収されない。筋肉注射により直接血中に補充する必要があり、生涯にわたる定期的な補充が必要である。
3. [誤り]濃厚赤血球輸血は重症貧血(Hb<7g/dLなど)の緊急対応として用いるが、ビタミンB12欠乏の根本的治療ではない。ビタミンB12の補充により貧血は改善する。
4. [誤り]副腎皮質ステロイドは自己免疫性溶血性貧血や特発性血小板減少性紫斑病などの自己免疫性疾患の治療に用いるが、ビタミンB12欠乏性貧血の治療ではない。