1. [誤り]葉酸は巨赤芽球性貧血の診断に用いる検査項目である。葉酸欠乏により核酸合成が障害され、大球性正色素性貧血を呈する。急性白血病の診断には直接的に有用ではない。
2. [正解]急性白血病の診断には血液像(末梢血液像)の検査が最も適切である。血液像により芽球(白血病細胞)の出現を確認でき、白血球裂孔(成熟白血球と芽球の間の中間段階の細胞が欠如)の有無も評価できる。さらに骨髄検査で芽球が20%以上であれば急性白血病と診断される。
3. [誤り]第VIII凝固因子は血友病A(凝固因子VIII欠乏症)の診断に用いる検査項目であり、急性白血病の診断には直接的に有用ではない。血友病は先天性疾患である。
4. [誤り]ビリルビンは溶血性貧血(間接ビリルビン上昇)や肝胆道疾患(直接ビリルビン上昇)の評価に用いる検査項目であり、急性白血病の診断には最も適切とは言えない。