第10章 血液・造血器疾患 / A. 赤血球疾患
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Question
問題 966 血液疾患と原因との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1血友病 ― 凝固因子欠損不正解
  2. 2溶血性貧血 ― 血液型不適合不正解
  3. 3鉄欠乏性貧血 ― 骨髄機能障害正解!
  4. 4悪性貧血 ― ビタミンB12 欠乏不正解
Explanation
解説
1. [誤り]血友病は第VIII因子欠損(血友病A)または第IX因子欠損(血友病B)が原因のX連鎖性劣性遺伝疾患である。凝固因子の欠損により出血傾向を示す。
2. [誤り]溶血性貧血は赤血球の破壊亢進により起こる。血液型不適合輸血は溶血性貧血の重要な原因の一つである。その他に自己免疫性溶血性貧血、遺伝性球状赤血球症などがある。
3. [正解]鉄欠乏性貧血の原因は慢性出血(消化管出血、過多月経)、鉄需要の亢進(妊娠、成長期)、鉄吸収不良(胃切除後)であり、骨髄機能障害ではない。骨髄機能障害により汎血球減少をきたすのは再生不良性貧血である。
4. [誤り]悪性貧血は抗内因子抗体により内因子が欠乏し、ビタミンB12の吸収が障害されて起こる巨赤芽球性貧血の一つである。
Key Points
ポイント
  • 鉄欠乏性貧血と再生不良性貧血の病態の違いを理解する。鉄欠乏性貧血は鉄の不足、再生不良性貧血は骨髄の造血機能低下が原因である。
  • 各貧血の原因を正確に区別することが重要である。
  • 重要用語: 鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、骨髄機能障害 を正確に理解しておくこと。
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