1. [誤り]胸骨圧迫の回数は毎分約100回が推奨されている(現在のガイドラインでは100〜120回/分)。毎分60回では圧迫回数が不足しており、十分な循環維持ができない。速く強く絶え間なく圧迫することが重要である。
2. [誤り]圧迫の深さは約4〜5cm(現在のガイドラインでは約5cm)が推奨されている。2〜3cmでは圧迫が浅すぎて、胸腔内圧の上昇が不十分となり、十分な循環維持ができない。十分な深さの圧迫が必要である。
3. [正解]胸骨圧迫心臓マッサージでは加圧(圧迫)と除圧(弛緩)の時間の比は1:1が正しい。圧迫後は完全に胸壁を元の位置まで戻す(リコイル)ことが重要であり、十分な除圧時間を確保することで心臓への静脈還流が促進され、次の圧迫による心拍出量が増加する。圧迫と弛緩を等しい時間で行うことが効果的な循環維持につながる。
4. [誤り]心臓マッサージと人工呼吸の比は15:2(出題当時の基準)であり、10:1ではない。現在のガイドラインでは30:2が推奨されており、胸骨圧迫を中断する時間を最小限にすることが重視されている。