第09章 循環器疾患 / A. 心臓疾患
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Question
問題 858 成人の胸骨圧迫心臓マッサージで正しい組合せはどれか。
  1. 1圧迫の回数1 分間60 回不正解
  2. 2圧迫の深さ2~3cm不正解
  3. 3加圧と除圧との比1:1正解!
  4. 4心臓マッサージと人工呼吸との比10:1不正解
Explanation
解説
1. [誤り]胸骨圧迫の回数は毎分約100回が推奨されている(現在のガイドラインでは100〜120回/分)。毎分60回では圧迫回数が不足しており、十分な循環維持ができない。速く強く絶え間なく圧迫することが重要である。
2. [誤り]圧迫の深さは約4〜5cm(現在のガイドラインでは約5cm)が推奨されている。2〜3cmでは圧迫が浅すぎて、胸腔内圧の上昇が不十分となり、十分な循環維持ができない。十分な深さの圧迫が必要である。
3. [正解]胸骨圧迫心臓マッサージでは加圧(圧迫)と除圧(弛緩)の時間の比は1:1が正しい。圧迫後は完全に胸壁を元の位置まで戻す(リコイル)ことが重要であり、十分な除圧時間を確保することで心臓への静脈還流が促進され、次の圧迫による心拍出量が増加する。圧迫と弛緩を等しい時間で行うことが効果的な循環維持につながる。
4. [誤り]心臓マッサージと人工呼吸の比は15:2(出題当時の基準)であり、10:1ではない。現在のガイドラインでは30:2が推奨されており、胸骨圧迫を中断する時間を最小限にすることが重視されている。
Key Points
ポイント
  • 胸骨圧迫では加圧と除圧の比を1:1とし、完全な胸壁の戻り(リコイル)を確保することが重要である。
  • 出題当時の基準では圧迫回数は毎分約100回、深さは約4〜5cm、圧迫と人工呼吸の比は15:2であった。
  • 現在のガイドラインでは圧迫回数100〜120回/分、深さ約5cm、圧迫と人工呼吸の比30:2が推奨されている。
  • 重要用語: 胸骨圧迫, 加圧と除圧の比, リコイル, 心肺蘇生法, BLS を正確に理解しておくこと。
項目出題当時の基準現在の基準
圧迫回数約100回/分100〜120回/分
圧迫の深さ約4〜5cm約5cm
加圧と除圧の比1:11:1
圧迫と人工呼吸の比15:230:2
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