1. [正解]義肢装具の処方は医療行為であり、医師のみが行うことができる。医師はリハビリテーション医療の中心として、患者の全身状態、障害の程度、機能レベル、生活環境などを総合的に評価し、適切な義肢装具を処方する。処方箋には義肢装具の種類、目的、仕様などが記載され、これに基づいて義肢装具士が製作を行う。
2. [誤り]看護師は療養上の世話や診療の補助を行う職種であり、義肢装具の処方権はない。リハビリテーションチームにおいては、患者の日常生活動作(ADL)の評価や訓練、義肢装具装着時の皮膚トラブルの観察、患者・家族への教育などの役割を担う。医師の指示のもとに業務を行う。
3. [誤り]理学療法士は医師の指示のもとに運動療法や物理療法を実施する職種であり、処方権はない。義肢装具のリハビリテーションでは、装着訓練や歩行訓練、筋力強化訓練などを担当し、義肢装具の適合状態を評価して医師に報告する。義肢装具の調整や変更が必要な場合は医師に申し出る。
4. [誤り]義肢装具士は医師の処方箋に基づいて義肢装具の製作・適合を行う国家資格を持つ専門職であり、処方そのものを行う権限はない。患者の身体を採型し、設計・製作・適合調整を行い、使用方法の指導も行う。製作した義肢装具が処方箋通りであるか、適合状態が良好であるかを医師に報告する義務がある。