第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 458 甲状腺機能低下症の症状について誤っているのはどれか。
  1. 1寒さに強い正解!
  2. 2徐 脈不正解
  3. 3眉毛の外1/3 の脱毛不正解
  4. 4活動性の低下不正解
Explanation
解説
1. [正解]「寒さに強い」は誤りの記述である。甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモン不足により基礎代謝が低下し、産熱量が減少する。 そのため寒さに弱くなり(寒がり)、低体温傾向を示す。 逆に甲状腺機能亢進症では代謝亢進により暑がりとなり、「寒さに強い」傾向がみられる。
2. [誤り]甲状腺機能低下症では代謝低下に伴い心拍数が減少し、徐脈となる。 心臓への交感神経刺激も低下するため、息切れを生じることもある。この記述は正しい。
3. [誤り]眉毛の外側1/3の脱毛は甲状腺機能低下症の特徴的な身体所見である。 甲状腺ホルモン不足による毛髪の成長障害が原因で、頭髪の脱毛や皮膚の乾燥もみられる。この記述は正しい。
4. [誤り]甲状腺機能低下症では全身の代謝が低下し、活動性の低下・易疲労感・全身倦怠感がみられる。 うつ病や認知症と間違えられることもある。この記述は正しい。
Key Points
ポイント
  • 甲状腺機能低下症では代謝低下により「寒がり」(寒さに弱い)となる。「寒さに強い」は甲状腺機能亢進症の特徴。眉毛の外1/3脱毛は甲状腺機能低下症の特徴的所見であり、試験で頻出。活動性低下からうつ病と誤診されることがある。
  • 重要用語: 甲状腺機能低下症, 寒がり, 眉毛外1/3脱毛 を正確に理解しておくこと。
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