第05章 腎・尿器疾患 / A. 原発性糸球体腎炎
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Question
問題 379 「50歳の男性。主訴は下肢の浮腫。血液検査は総蛋白5.2g/dl、アルブミン2.5g/dl、総コレステロール280mg/dl。尿検査は尿糖3+、尿蛋白4+。」浮腫の診察で最も圧痕が確認しやすい部位はどれか。
  1. 52g/dl、アルブミン2.5g/dl、総コレステロール280mg/dl。尿検査は尿糖3+、尿蛋白4+。」浮腫の診察で最も圧痕が確認しやすい部位はどれか。不正解
  2. 1脛骨前面正解!
  3. 2内果不正解
  4. 3外果不正解
  5. 4アキレス腱不正解
Explanation
解説
1. [正解]脛骨前面は浮腫の診察で圧痕(pitting edema)が最も確認しやすい標準的な部位である。皮下に骨が直接触れる部位のため、浮腫がある場合に指で圧迫すると容易に圧痕が形成され、圧迫を解除した後も圧痕が残る。診察時は親指で10秒程度圧迫し、圧痕の深さと持続時間を評価する。
2. [誤り]内果(内くるぶし)も浮腫の評価部位として用いることがあるが、脛骨前面が最も標準的で確認しやすい。内果は骨性隆起のため圧迫しにくく、浮腫の程度の評価が脛骨前面ほど正確ではない。
3. [誤り]外果(外くるぶし)は浮腫の評価部位としては一般的ではない。外果周囲も浮腫が出現しやすい部位ではあるが、骨性隆起のため圧痕の評価には適さない。
4. [誤り]アキレス腱は腱組織であり、浮腫の圧痕を確認する標準的な部位ではない。アキレス腱は強靭な腱組織のため圧迫しても圧痕は形成されにくく、浮腫の評価には不適切である。
Key Points
ポイント
  • 浮腫の診察では脛骨前面を指で圧迫して圧痕(pitting)の有無を確認する。皮下に骨が直接触れるため評価に最適な部位である。
  • 本症例の診断:低アルブミン血症(2.5g/dl)、高コレステロール血症(280mg/dl)、大量蛋白尿(4+)、浮腫から糖尿病性腎症によるネフローゼ症候群が疑われる。尿糖3+もあり、糖尿病の合併が考えられる。
  • 浮腫の評価:圧痕の深さと持続時間で重症度を判定(1+〜4+)。圧痕性浮腫は心不全、腎不全、肝硬変、ネフローゼ症候群などでみられる。
  • 重要用語: 浮腫の診察、脛骨前面、圧痕浮腫、ネフローゼ症候群 を正確に理解しておくこと。
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