1. [正解]脛骨前面は浮腫の診察で圧痕(pitting edema)が最も確認しやすい標準的な部位である。皮下に骨が直接触れる部位のため、浮腫がある場合に指で圧迫すると容易に圧痕が形成され、圧迫を解除した後も圧痕が残る。診察時は親指で10秒程度圧迫し、圧痕の深さと持続時間を評価する。
2. [誤り]内果(内くるぶし)も浮腫の評価部位として用いることがあるが、脛骨前面が最も標準的で確認しやすい。内果は骨性隆起のため圧迫しにくく、浮腫の程度の評価が脛骨前面ほど正確ではない。
3. [誤り]外果(外くるぶし)は浮腫の評価部位としては一般的ではない。外果周囲も浮腫が出現しやすい部位ではあるが、骨性隆起のため圧痕の評価には適さない。
4. [誤り]アキレス腱は腱組織であり、浮腫の圧痕を確認する標準的な部位ではない。アキレス腱は強靭な腱組織のため圧迫しても圧痕は形成されにくく、浮腫の評価には不適切である。