1. [正解]ネフローゼ症候群は月経異常の直接的原因とならない。ネフローゼ症候群は糸球体からの大量蛋白尿、低アルブミン血症、浮腫、高脂血症を主徴とする腎疾患であり、視床下部-下垂体-性腺系に直接影響を与えず、月経周期を乱すことは少ない。
2. [誤り]クッシング症候群では月経異常をきたす。コルチゾールの過剰により視床下部-下垂体-性腺系が抑制され、GnRH分泌が低下し、無月経や月経不順が生じる。また高コルチゾール血症により男性化徴候(多毛など)も出現する。
3. [誤り]子宮筋腫では月経異常をきたす。子宮筋層の良性腫瘍で、過多月経、月経痛の増強、不正出血などの月経異常が主症状である。筋腫により子宮内膜面積が増大し、月経血量が増加する。
4. [誤り]神経性食思不振症では月経異常をきたす。極度の体重減少(標準体重の85%以下)により視床下部のGnRH分泌が抑制され、無月経となる。体重が回復すれば月経も再開する。