第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 288 気管支喘息について正しい記述はどれか。
  1. 1若年者より老人に多い。不正解
  2. 2低酸素血症をきたしやずい。正解!
  3. 3人工呼吸は禁忌である。不正解
  4. 4予後は良好である。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]気管支喘息は若年者にも多く、老人に限定されない。教科書では「気管支喘息の有症率は都市部に多く、非都市部に少ない。東京都で小児の累積有症率が6.4%、成人で3.0%という報告(1995年)があるが、さらに増加傾向にある」と記載されており、小児から成人まで幅広い年齢層で見られる。
2. [正解]気管支喘息は低酸素血症をきたしやすい。気道狭窄により換気障害が生じ、ガス交換が障害される。教科書には明確な記載はないが、気道の狭窄と気管支腺の過分泌により低酸素血症をきたしやすい。
3. [誤り]重症の喘息発作では人工呼吸が必要となることがあり、禁忌ではない。教科書には明確な記載はないが、一般的に重症発作時には人工呼吸管理が必要となる場合がある。
4. [誤り]気管支喘息では死亡例もあり、予後が常に良好とは限らない。教科書では「気管支喘息による死亡率はわずかに減少傾向を認めるものの、年間約4千人の喘息死症例(2001年データ)が出ている」と記載されている。
Key Points
ポイント
  • 気管支喘息は好酸球、リンパ球を主体とした気道の炎症であり、気道の狭窄と気管支腺の過分泌状態を呈する。
  • 発作時には気道狭窄によりガス交換が障害され、低酸素血症をきたしやすい。
  • 年間約4千人の喘息死症例があり、予後は必ずしも良好ではない。自己判断による服薬中止は重篤な喘息発作による死亡の原因の1つである。
  • 重要用語: 気管支喘息, 低酸素血症, 気道狭窄, 喘息死, コントロール を正確に理解しておくこと。
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