第04章 呼吸器疾患 / B. 閉塞性呼吸器疾患
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Question
問題 285 慢性気管支炎で誤っている記述はどれか。
  1. 1喫煙により悪化する。不正解
  2. 2気道抵抗が増加する。不正解
  3. 3湿性ラ音が聴取される。不正解
  4. 4高熱を伴う。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]喫煙は慢性気管支炎の最大の原因・増悪因子である。教科書では「喫煙者がほとんどで、中年以降に診断されることが多い」「喫煙により気道分泌が増加した状態である」と記載されている。
2. [誤り]慢性気管支炎では気道抵抗が増加する。教科書では「気管支壁の肥厚や拡張も認めることが多い」と記載され、気道の慢性炎症により気道抵抗が増加する。
3. [誤り]慢性気管支炎では湿性ラ音が聴取される。教科書では「痰がからむことが多く、喀痰量も多い」「痰が十分に喀出しきれなくなり、呼吸の際に常にぜこぜこ音が聴取されるようになり」と記載されている。
4. [正解]慢性気管支炎では高熱を伴わない。慢性気管支炎は症状による診断であり、「1年間に3ヵ月以上続く咳嗽や喀痰が、2年間以上続いている状態」を指す慢性疾患である。教科書には高熱についての記載はなく、通常高熱は伴わない。
Key Points
ポイント
  • 慢性気管支炎は症状による診断であり、1年間に3ヵ月以上続く咳嗽や喀痰が、2年間以上続いている状態をいう。
  • 喫煙により気道分泌が増加し、喀痰は膿性(黄緑色)痰が中心である。
  • 肺機能検査で閉塞性障害を示す慢性気管支炎は慢性閉塞性肺疾患(COPD)とも呼ばれる。
  • 禁煙がもっとも重要な治療であり、体位ドレナージによる去痰の徹底を行う。
  • 重要用語: 慢性気管支炎, COPD, 喫煙, 慢性咳嗽, 体位ドレナージ を正確に理解しておくこと。
項目慢性気管支炎の特徴
診断基準1年間に3ヵ月以上の咳嗽・喀痰が2年以上持続
主な症状慢性咳嗽、膿性喀痰、痰がからむ
原因喫煙がほとんど
治療禁煙、体位ドレナージ、気管支拡張薬
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