1. [誤り]マイコプラズマはウイルスではなく、細胞壁を持たない最小の細菌(Mycoplasma pneumoniae)である。通常の細菌とウイルスの中間的な大きさであり、細胞壁を持たないため、ペニシリン系やセファロスポリン系抗菌薬は無効である。マクロライド系や新キノロン系抗菌薬が有効である。
2. [誤り]マイコプラズマ肺炎では水痘様の発疹はみられない。水痘は水痘・帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus)による感染症で、全身に水疱性発疹が出現する。マイコプラズマ肺炎では呼吸器症状が主体である。
3. [正解]マイコプラズマ肺炎の特徴は頑固な乾性咳嗽である。39℃近い高熱と空咳が特徴であり、夜間眠れないほどの咳をしばしば認めるが、膿性痰は出ない。若年者では頻度の高い肺炎である。
4. [誤り]マイコプラズマ肺炎は若年者(小児〜若年成人)に好発するが、成人にも感染する。若年成人での肺炎の原因として重要であり、全年齢で発症しうる。