第01章 感染症 / C. ウイルス感染症
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Question
問題 72 感染症について正しいのはどれか。
  1. 1インフルエンザウィルス感染は迅速な検査が可能である。正解!
  2. 2麻疹は「三日ばしか」と言われている。不正解
  3. 3帯状疱疹は単純ヘルペスウィルスによる感染である。不正解
  4. 4梅毒はクラミジアによる感染である。不正解
Explanation
解説
1. [正解]インフルエンザウイルス感染は迅速診断キットにより15~20分程度で検査結果が得られる。教科書にも「咽頭ぬぐい液、うがい液について迅速診断キットによる検査がある」と記載されている。鼻咽頭拭い液からウイルス抗原を検出し、A型・B型の判別も可能である。早期診断により抗インフルエンザ薬の早期投与が可能となる。
2. [誤り]「三日ばしか」と言われているのは風疹であり、麻疹ではない。教科書にも風疹は「2~3日で軽快するので、俗に"三日ばしか"ともよばれる」と記載されている。麻疹は「はしか」と呼ばれ、発疹が約1週間持続し二峰性発熱を特徴とする。
3. [誤り]帯状疱疹は単純ヘルペスウイルス(HSV)ではなく、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化による感染症である。教科書にも「水痘・帯状ヘルペスウイルスに初感染すると水痘が発症し、再活性化によって帯状疱疹が発症する」と記載されている。単純ヘルペスウイルスは口唇ヘルペス(HSV-1)や性器ヘルペス(HSV-2)の原因である。
4. [誤り]梅毒はクラミジアではなく梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)によるスピロヘータ感染症である。教科書にも「梅毒トレポネーマの感染によって起きる性感染症」と記載されている。クラミジアは性器クラミジア感染症の原因である。
Key Points
ポイント
  • 感染症の病原体・特徴の正確な知識は頻出テーマ。「三日ばしか=風疹(麻疹ではない)」「帯状疱疹=VZV(HSVではない)」「梅毒=梅毒トレポネーマ(クラミジアではない)」の区別を確実にすること。
  • インフルエンザの迅速診断キットは臨床現場で広く使用されており、早期診断・早期治療の要となっている。
  • 重要用語: 迅速診断キット, 三日ばしか(風疹), VZV(帯状疱疹), 梅毒トレポネーマ を正確に理解しておくこと。
感染症正しい病原体よくある誤りの病原体
帯状疱疹水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)単純ヘルペスウイルス(HSV)
梅毒梅毒トレポネーマクラミジア
麻疹麻疹ウイルス(「三日ばしか」ではない)
風疹風疹ウイルス(「三日ばしか」)
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