第01章 感染症 / C. ウイルス感染症
1 / 3
Question
問題 71 細菌感染症はどれか。
  1. 1百日咳正解!
  2. 2後天性免疫不全症候群不正解
  3. 3風疹不正解
  4. 4流行性耳下腺炎不正解
Explanation
解説
1. [正解]百日咳は百日咳菌(Bordetella pertussis)による細菌感染症である。特有のけいれん性咳嗽発作(レプリーゼ:吸気時にヒューという音を発する)を呈し、乳幼児では重症化しやすい。教科書にも百日咳は細菌感染症として分類されており、DPTワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチン)で予防可能である。
2. [誤り]後天性免疫不全症候群(AIDS)はヒト免疫不全ウイルス(HIV)によるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。教科書にも「HIVの感染によって起こされる免疫不全症に続発する症候群」と記載されている。CD4陽性Tリンパ球が破壊され免疫能が低下する。
3. [誤り]風疹は風疹ウイルスによるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。教科書にも「風疹ウイルス感染によって発症する急性発疹性感染症」と記載されている。「三日ばしか」とも呼ばれ、先天性風疹症候群が重要な問題である。
4. [誤り]流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスによるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。教科書にも「ムンプスウイルスが原因で耳下腺が腫脹する疾患」と記載されている。
Key Points
ポイント
  • 選択肢中で細菌感染症は百日咳のみ。AIDS(HIV)、風疹(風疹ウイルス)、流行性耳下腺炎(ムンプスウイルス)はいずれもウイルス感染症である。
  • 百日咳はDPTワクチンの「P」に含まれる疾患であり、細菌感染症であることを確実に覚えること。
  • 重要用語: 百日咳菌, DPTワクチン, HIV, ムンプスウイルス, 風疹ウイルス を正確に理解しておくこと。
疾患病原体分類
百日咳百日咳菌細菌感染症
AIDSHIVウイルス感染症
風疹風疹ウイルスウイルス感染症
流行性耳下腺炎ムンプスウイルスウイルス感染症
◀ 前の問題 ☰ 目次 次の問題 ▶