1. [正解]百日咳は百日咳菌(Bordetella pertussis)による細菌感染症である。特有のけいれん性咳嗽発作(レプリーゼ:吸気時にヒューという音を発する)を呈し、乳幼児では重症化しやすい。教科書にも百日咳は細菌感染症として分類されており、DPTワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチン)で予防可能である。
2. [誤り]後天性免疫不全症候群(AIDS)はヒト免疫不全ウイルス(HIV)によるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。教科書にも「HIVの感染によって起こされる免疫不全症に続発する症候群」と記載されている。CD4陽性Tリンパ球が破壊され免疫能が低下する。
3. [誤り]風疹は風疹ウイルスによるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。教科書にも「風疹ウイルス感染によって発症する急性発疹性感染症」と記載されている。「三日ばしか」とも呼ばれ、先天性風疹症候群が重要な問題である。
4. [誤り]流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスによるウイルス感染症であり、細菌感染症ではない。教科書にも「ムンプスウイルスが原因で耳下腺が腫脹する疾患」と記載されている。