第01章 感染症 / B. 細菌感染症
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Question
問題 43 急性膀胱炎について正しいのはどれか。
  1. 1男性に多い。不正解
  2. 2排尿後の痛みが多い。正解!
  3. 3原因菌は黄色ブドウ球菌が多い。不正解
  4. 4水分はあまり摂らない方がよい。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]急性膀胱炎は女性に圧倒的に多い。女性は尿道が短く(約4cm)、肛門に近いため、腸内細菌(特に大腸菌)が膀胱に上行しやすい。男性は尿道が長い(約20cm)ため、膀胱炎になりにくい。
2. [正解]急性膀胱炎では排尿終末時の痛みが特徴的である。排尿の終わりに膀胱が収縮する際、炎症を起こした膀胱粘膜が刺激されて痛みが生じる。これを排尿終末時痛といい、膀胱炎に特徴的な症状である。頻尿、排尿痛、残尿感、尿意切迫感とともに膀胱炎の主要症状である。
3. [誤り]急性膀胱炎の原因菌は大腸菌が約80%と最も多い。大腸菌は腸内常在菌であり、会陰部から尿道を上行して膀胱に感染する。黄色ブドウ球菌は主に皮膚・軟部組織感染や院内感染の原因菌である。
4. [誤り]急性膀胱炎では十分な水分摂取が推奨される。尿量を増やすことで膀胱内の細菌を洗い流し(自然利尿による洗浄効果)、治癒を促進する。水分制限は細菌の増殖を助長するため逆効果である。
Key Points
ポイント
  • 急性膀胱炎の特徴的症状は「排尿終末時痛」「頻尿」「残尿感」であり、発熱は通常みられない。発熱があれば上行感染による腎盂腎炎を考える。
  • 原因菌は大腸菌(約80%)が最多であることを確実に覚えること。
  • 重要用語: 排尿終末時痛, 大腸菌, 女性に好発, 水分摂取推奨 を正確に理解しておくこと。
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