1. [正解]コプリック斑は麻疹(はしか)に特徴的な口腔頬粘膜に出現する白色小斑点であり、猩紅熱の症状ではない。猩紅熱はA群溶血性連鎖球菌による感染症で、特徴的症状はイチゴ舌(舌乳頭の発赤)と口囲蒼白を伴う全身の点状紅斑である。教科書にも猩紅熱の症状として「イチゴ舌」「口囲蒼白」が記載され、コプリック斑は麻疹の項に記載されている。
2. [誤り]破傷風では外毒素テタノスパスミンにより随意筋の痙攣が起こり、咬筋の痙攣による牙関緊急(開口障害)は初発症状として特徴的である。この組合せは正しい。
3. [誤り]細菌性赤痢では赤痢菌が大腸粘膜に潰瘍を形成し、出血・膿性滲出液の過剰分泌により膿粘血便をきたす。教科書にも「膿粘血便の状態となる」と記載されている。この組合せは正しい。
4. [誤り]ジフテリアではジフテリア菌が気道に感染して灰褐色の偽膜を形成し、咽頭から喉頭へと広がる。教科書にも「灰褐色で汚い偽膜を形成し」と記載されている。この組合せは正しい。